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非常用自家発電設備・蓄電機
非常用自家発電設備
●自家発電設備の修理依頼
埼玉県越谷市のお客様から連絡がありました。
先日の雷が原因で3~4分程度、停電になったそうです。
複電後、総合盤の「発電機異常」のランプがずっと点灯した状態をなんとかしてほしいとの事。
自家発電の外側の「故障」ランプが点灯しており、扉を開け、確認すると「始動渋滞」のランプも点灯。
原因を調べたところ、燃料内に錆が発生し、それがエンジン内部に入り、可動する部品の動きが固くなっていました。
とりあえず動くようにはしましたが、部品と燃料の交換が必要と判断しました。
●予備電源の種類
非常用に使用する電源は、電気設備技術基準、消防法、建築基準法の3種類に分類されます。
・電気設備技術基準に定められた保安用電源
電力会社からの電源供給が途絶えた場合、需要家内にある電気設備の機能を維持するための「保安用電源」や「業務用電源」です。
避難や消火活動に使用する予備電源ではなく、業務の継続や、保安用としての位置付けになる予備電源です。
・消防法における非常電源
消防用設備への電源供給が途絶えた場合に使用する「非常電源」です。消火栓、スプリンクラー、消防排煙設備などに接続し、商用電源が遮断されても、消防用設備が適切に動作できるよう、電源を供給する設備です。
消防法により、それぞれの消防設備に供給しなければならない時間が決められています。
定格負荷で60分以上連続運転できること、燃料油は2時間以上の容量を持つこと、40秒以内い電圧確立することなどが定められています。
・建築基準法における予備電源
非常用照明、排煙機などの電源として使用する「予備電源」です。消防用設備の非常電源と同様、商用電源が遮断されても、一定時間は非常用照明などが動作するように計画されてます。
防災設備に30分以上電源供給できること、30分以上連続運転できる容量を持つこと、40秒以内に電圧確立することなどが定められており、消防法における非常電源と併用することが可能です。併用する場合、消防法と建築基準法のどちらの基準も満足できるような機種選定が必要になります。
●非常用発電機の基礎の計画・重量
非常用発電機は、自重だけでなく、機関運転によって加振され、建物の躯体に振動を与えます。
これは有害な騒音の原因となるため、騒音を小さくする措置が求められます。
振動騒音を低減させるためには、固定基礎の重量を大きくし、振動を減衰させる方法と、防振基礎を設置して伝達する振動を減衰させる方法の二通りがあります。
固定基礎の場合、基礎質量=(1.5~2.5)×発電ユニット質量という計算式で、基礎の重さを算出することができます。
防振基礎を設置する場合、本体だけでなく接続配管への影響もあるため、フレキシブル継手などを使用し、振動の縁を切る必要があります。
●非常用発電機の概要
電気設備が常に正常稼働するためには、品質のよい電源供給が不可欠です。
日本国内の電力事情は非常に良好で、停電することは殆どなく、雷撃や地震など、自然現象による停電の場合でも、長期に渡る停電が発生することは殆どありません。
しかし火災などが発生し、電力会社からの電源供給が途絶えた場合、設置している防災設備が動作できないことが考えられます。
一定規模の建築物には、火災を消火したり、人が煙に巻き込まれないように、スプリンクラー・屋内消火栓・排煙機などの防災設備が設置されます。
これら防災設備は「火災で停電になったので使えない」という事にならないよう、防災設備専用の非常電源が必要となります。
●蓄電装置・移動電源装置 TPS・TPSDシリーズ
節電~電力使用量抑制・削減に
緊急時の長時間電力供給に
・長寿命・高機能なリチウムバッテリーを内蔵
・内蔵のリチウムバッテリーは安全性に優位な「リチウムバッテリー」を採用
標準型デスクトップパソコン10台(液晶モニター付)を7時間以上使用可能(TPS-5000の場合)
省電力タイプの液晶テレビ(42型)を24時間以上視聴可能(TPS-5000の場合) ●デンヨーのDCAシリーズは、建設現場の動力源はもちろんのこと、屋外イベントの電源や停電時のバックアップ電源など「動く発電所」として日本国内だけでなく世界100ケ国以上の国々で活躍しております。
毎日世界のどこかで必ず使われる発電機だからこそ、ただ高性能なだけでなく人に優しく、そして地球環境に優しいエンジン発電機を創造することが、リーディングカンパニーであるデンヨーの使命です。
より低騒音でよりCO2排出量の少ない発電機を・・・これからもデンヨーは地球環境に優しいエンジン発電機を追求してまいります。
以上、デンヨーのカタログより
●(株)三早電設では、
非常用自家発電装置の設置工事も承ります。非常用自家発電装置の製造メーカーは、デンヨー(株)などです。
デンヨー(株)の非常用自家発電装置は、優れた機能と安全性を実現します。
・豊富な機種:最小3kVAから最大875kVAまで標準化された、豊富な機種が揃っており、目的・用途に応じて最適な機種を御用意致しております。
・手頃な価格:標準生産によるコストダウンを図っています。イニシャルコストを削減することができます。
・取扱いが簡単:集中制御方式のため、取り扱い操作が簡単です。また保守点検がしやすく、万一の故障の際も作業が容易にできます。
・短い納期:全て標準装備にて、オプションおよび改造においても短納期にて、お届けできます。
・安心した性能:ブラシレス励磁式発電機の採用により、負荷の変動に対して電圧の回復が早く、比較的大きな誘導電動機の直入始動にも安心して使用できます。
・据付も簡単:キュービクル型は専用の発電機室を設ける必要が無く、建物の片隅や屋上などに簡単に設置できます。
非常用自家発電装置設置工事の際、
キュービクル改修工事や配線工事が必要となります。
価格等、素朴な疑問等がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
●発電機は「非常用予備発電装置」の扱いとなり、設置にあたっては、下記の手続き等が必要になります。
経済産業局 申請手続き
・工事計画届出書(A重油燃料換算 50l/h以上の場合のみ)
1.工事計画の記載事項(ばい煙に関する事項のみ)
① 設備の概要(種類、出力など)
② 使用燃料の種類、使用量、発熱量、成分、(硫黄分、窒素分、灰分)
③ 排出ガス量
④ ばい煙量(硫黄酸化物)
⑤ ばい煙濃度(窒素酸化物、ばいじん)
⑥ 煙突の種類、個数、口径、高さ、有効高さ、出口の濃度、速度
⑦ ばい煙処理設備の種類、容量、処理能力(入口、出口のばい煙量、ばい煙濃度など)
2.「ばい煙に関する説明書」の記載事項・添付図面
① ばい煙発生施設の概要(事業者名、事業者の名称、所在地、施設の概要など)
② ばい煙発生施設の使用方法(排出基準、使用燃料、排煙条件、処理能力)
③ ばい煙の処理方法(ばい煙処理設備の概要、処理能力)
④ 添付図面(エンジン断面図、1/5万 地形図、構内配置図)
⑤ 燃料使用計画(燃料燃焼設備容量、使用燃料の種類など)
⑥ 燃料分析値
消防署 申請手続き
・電気設備設置(変更)届出(工事開始3日前)
電気設備設置(変更)届出書
1.仕様書または説明書
(添付図所)
① 仕様書
② 位置図(設置付近図)
③ 設置場所の平面図、立面図
④ 機器の配置図(平面図、立面図)
⑤ 運転制御図(シーケンス図)
⑥ 負荷設備系統図(単、3線結線図)
⑦ 自家発電設備出力計算書
・少量危険物貯蔵、取扱届出
重油の場合:400l以上2000l未満、軽油の場合:200以上1000l未満を取扱う場合、工事着工前に届け出が必要です。
1.少量危険物貯蔵、取扱届出書
2.添付書類・・・各市町村条件の規定による。
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