(株)三早電設 の日記
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Q太陽光発電と組み合わせるのは電気とガスとどっちがおトク?
2012.04.14
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A太陽光発電システムは、オール電化住宅だけでなく、ガス併用住宅にも設置できます。
オール電化と太陽光発電を組み合わせた場合、昼間の電気は太陽光発電で作った電気でまかない、夜間の発電しない時間帯は割安な料金でエコキュートがお湯をつくるので、買う電力を抑えることができ、光熱費削減ができます。
ガス併用住宅の場合、通常のガス給湯器と太陽電池の組み合わせのほか、家庭用燃料電池「エネファーム」との組み合わせもあります。エネファームが発電した電気を優先的に消費するため、太陽光発電による余剰電力が多くなり、42円という高い単価で売れる量が増えおトクになる、というわけです。
では、どちらの組み合わせの方がおトクでしょうか?まず、導入費用と年間光熱費を比べてみましょう。
導入費用と年間光熱費(金額はすべて税別)
現在 オール電化 エネファーム エコジョーズ
太陽光発電 ― 1,536,000円 1,536,000円 1,536,000円
(3.0kW)
エコキュートまたは、 ― 500,000円 1,850,000円 200,000円
ガス給湯器
合計導入費用 0円 2,036,000円 3,386,000円 1,736,000円
年間光熱費 276,000円 59,000円 119,296円 178,946円
(78.6%削減) (56.8%削減) (35.2%削減)
※太陽光発電システムは3.0kWの太陽光パネルを南向き、傾斜角度30度で設置(大阪市)
※導入費用は、太陽光発電は補助金上限60万円/1kW、その他機器は実勢価格で試算。
※補助金は、国:4.8万円/1kW、自治体平均:4万円/1kWで試算。
※年間光熱費はパナソニック電工、「エネピタ」サイト、大阪ガス「シュミレーションサイト」を参照。結果はあくまでもシュミレーションのため、実際の費用とは異なります。
初期費用だけみると、太陽光発電と各設備の費用はかなり高額です。
しかし、現在の光熱費と比べると、とくにオール電化+太陽光発電の場合、年間で20万円以上の光熱費が削減できます。光熱費は一生払うものなので、かなり大きい金額です。