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(株)三早電設 の日記

高圧受電設備の波及事故防止対策

2012.01.17

保守不備点検対策 区分開閉器
点検のポイント
・外箱の損傷、発錆、変形、変色、汚損がないか、外観を確認しましよう。
・定期点検では、定期点検では、開閉の動作試験や絶縁抵抗測定などにより、性能の確認をしましょう。またGR付き高圧負荷開閉器の場合には、地絡継電装置の動作試験を行いましょう。

設備の更新
 目視点検により、錆などの不良箇所を発見した場合は、精密点検を行い、状況に応じて設備を更新しましょう。
・屋外に設置された区分開閉器は、施設環境や使用状況により、施設後10年以上経過した機器に故障が多くみられます。
・沿岸部や海岸付近など、塩害のおそれのある地域では、ステンレス製のGR付き高圧負荷開閉器に取り替えるなど塩害対策を施した機器を使用することをおすすめします。


保守不備点検対策 高圧ケーブル
点検のポイント
・ケーブルに損傷や亀裂がないか、端末部分が損傷、変形、汚損、トラッキング、テープがはがれてないかを確認しましょう。またブッシングに破損、ひび割れ、汚損がないかも確認しましょう。
・ケーブルと、他の工作物や植物との離隔距離が十分に保たれているか確認しましょう。
・定期点検では、絶縁抵抗測定などにより、性能を確認しましょう。

設備の更新
 不良箇所を発見した場合は、状況に応じてケーブルを更新しましょう。
・自然劣化が原因とみられるケーブル故障は、施設後15年以上経過した高圧引込ケーブルなどに発生が多く見られます。水トリー劣化、遮へい銅テープ破断、熱劣化、化学的損傷・劣化などです。


自然災害対策 雷害
・雷害により、機器が損傷し波及事故となることがあります。特に屋外に設置されている区分開閉器は雷害を受ける確率が高いため、確実な保護が必要です。

対策
・機器類の損傷を防止するための最も有効な対策として避雷器があります。区分開閉器は、避雷器内蔵タイプを採用するか、または避雷器を区分開閉器本体の負荷側近傍に取り付け、確実に保護しましょう。
・避雷器を有効に機能させるために、定期点検の際は接地抵抗値を確認しましょう。

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